お知らせ

オーナーのつぶやき2020


感染症を超えて

奈落たちが徘徊している。感染症がグローバリズムの表を裏返して、IT全体主義、国家による監視社会を出現させ、かたや医療崩壊の現場では命の選択が余儀なくされている。
「若いか年寄りか」「社会の役に立つかどうか」という線引きで淘汰される。不安に耐えられず動き争い衰退の道を辿るのか、じっと踏みとどまって協力し合い新たに立ち直るのか。文明は感染症との戦い、戦争とも言われる。

サッカー界も揺れている。天皇杯を中止するのか? JFLリーグ戦の日程をどうするのか? Jリーグは? 収束するタイミングは? 不確実な状況が数ケ月続く、それでも、ラインメール青森FCジュニアのアカデミーでは、動画配信でトレーニングを継続している。選手の身体が動きを欲しているからだ。

今は外出を極力自粛し、手洗いうがいマスクの着用を習慣付けよう。ものを触った手で目や鼻口を擦(こす)らないようにしよう。自分の命だけでなく、他人の命を守ることにもなるから。門外漢だが、ユダヤ教のカバラには天地創造の前に、神様が内に収縮するという行(くだり)がある。自己収縮することで無の空間(他者への思いやり)が生まれ創造が始まる。当分は、ヨガマットを敷いて自己収縮の鍛錬をする時期なのかもしれない。感染爆発で人類が滅亡しては、正義も平和もあったものではない。感染情報を正しく理解し、自ら収縮して他者を思いやるか、無知のまま国から強制的に収縮させられて国を守るか。選択するのは我々だ。

以上

ラインメール青森FCアカデミー生向けの動画

[クラブ]