クラブについて


クラブ案内

社名 株式会社 ラインメール青森フットボールクラブ
代表取締役社長 榊 美樹
監督 柴田 峡
クラブ所在地 〒030-0113
青森市第二問屋町四丁目1-20 東和電材株式会社1階
TEL. 017-729-0411
FAX. 017-729-0411
ホームタウン:青森県青森市
設立 1995年
ホームグラウンド(練習場) 大進建設スポーツ広場
オフィシャルWebサイト https://reinmeer-aomori.jp/
E-mail info@reinmeer-aomori.jp
2012年

2014年~

2016年~

東北社会人リーグ(2部北)

東北社会人リーグ(1部)

日本フットボールリーグ(JFL)

クラブ理念

チームミッション

キャッチフレーズ

ロードマップ

クラブロゴ・エンブレム

ユニフォーム

オーナーのつぶやき

2023
  • 年頭挨拶

    余韻が残っています。白線1mmに踏み止めた三苫の左足。何事にも諦めない気持ちと、挑戦する身体が躍動して私たちの脳に刻まれます。FIFAワールドカップ2022日本代表の活躍は、サッカーの魅力と感動の力を世界中に知らしめました。

    新年あけましておめでとうございます。

    ラインメール青森は、昨シーズン、ブリオベッカ浦安、松本山雅などで監督をされた柴田峡(しばたけい)氏を新たな指揮官に迎え、守りを重視する監督に攻撃を志向するコーチを布陣し、選手はJリーグ経験者を重点的に獲得して強化しました。コロナ禍の只中でしたが、全30試合をフルに戦い抜き、勝ち点51の第4位を獲得しました。これも皆様の応援の賜物と厚く感謝しております。今シーズンも柴田監督の指揮の下で、戦略・戦術面を強化しつつもケガの予防にも努め、J3昇格を目標に、チーム・サポーター・スポンサーと一丸となって戦って参ります。

    さて、古代中国の暦法では2023年は「癸卯」(みずのとう)といわれ、「癸」は雨や露、霧などの恵みの水、「卯」は草木が地面を覆うように伸びる様という解釈もあり、何かを開始するには非常に縁起が良いとされています。豊穣と子孫繫栄のシンボルの兎にあやかり、皆様ともども成長と飛躍の年になることを心から祈念いたします。 また、卯年の守り本尊は文殊菩薩。「三人寄れば文殊の知恵」と俗に言われます。是非、お近くの試合会場に足を運んでいただき、熱い応援とメッセージをお寄せ下さい。文殊の知恵で難局を乗り切ります。

    それから、これまで公私ともにご指導をいただき、青森山田高校サッカー部の黄金時代を築いた黒田剛監督がFC町田ゼルビアの監督に就任され、Jリーグに挑みます。日本サッカーのために、フレッシュな人材を循環させる意図が垣間見られ、その挑戦する姿勢に心が震えます。黒田監督の活躍を願って、これからも熱いエールを送り続けます。

    新しい選手も加入し、いよいよ新体制でトップチームが始動します。本年もラインメール青森の活動に対し、ご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

    以上

    2023/1/20

    株式会社ラインメール青森フットボールクラブ

    代表取締役社長 榊 美樹

2020
  • 感染症を超えて

    奈落たちが徘徊している。感染症がグローバリズムの表を裏返して、IT全体主義、国家による監視社会を出現させ、かたや医療崩壊の現場では命の選択が余儀なくされている。

    「若いか年寄りか」「社会の役に立つかどうか」という線引きで淘汰される。不安に耐えられず動き争い衰退の道を辿るのか、じっと踏みとどまって協力し合い新たに立ち直るのか。文明は感染症との戦い、戦争とも言われる。

    サッカー界も揺れている。天皇杯を中止するのか? JFLリーグ戦の日程をどうするのか? Jリーグは? 収束するタイミングは? 不確実な状況が数ケ月続く、それでも、ラインメール青森FCジュニアのアカデミーでは、動画配信でトレーニングを継続している。選手の身体が動きを欲しているからだ。

    今は外出を極力自粛し、手洗いうがいマスクの着用を習慣付けよう。ものを触った手で目や鼻口を擦(こす)らないようにしよう。自分の命だけでなく、他人の命を守ることにもなるから。門外漢だが、ユダヤ教のカバラには天地創造の前に、神様が内に収縮するという行(くだり)がある。自己収縮することで無の空間(他者への思いやり)が生まれ創造が始まる。当分は、ヨガマットを敷いて自己収縮の鍛錬をする時期なのかもしれない。感染爆発で人類が滅亡しては、正義も平和もあったものではない。感染情報を正しく理解し、自ら収縮して他者を思いやるか、無知のまま国から強制的に収縮させられて国を守るか。選択するのは我々だ。

    以上

    ラインメール青森FCアカデミー生向けの動画

2019
  • 2019

    今シーズンに向けて

    DETERMINATION

    知っているだろうか? 雪国の「J」を。Jは3月に開幕するJリーグのことだ。4月になることはない。3月開幕がJリーグ加入審査の条件だから。酸ヶ湯で有名な青森市は、巷では積雪5mと思われているから審査も厳しい。観客席や天然芝コートに重機は入れない。最近は、芝生に無害で肥料となる融雪剤も市場に出ているが、これだけでは労あって益少なしの可能性が大きい。どうする雪国。スコップ片手に老若男女100名余り、準備運動5分、トタン波板を縦長の滑り台にして観客席の雪かきがスタートする。この人海戦術の光景は、モンテディオ山形の開幕前の恒例の行事となっている。新スタジアム建設でJ2昇格を目指すブラウブリッツ秋田も同じ雪の悩みを持っている。アルビレックス新潟では、昨年2月、呼びかけに550名のボランティが参加。芝生のコートを除雪する様子は、Jリーグの公式動画にもアップされている。

    さて、Jリーグ加入を目指す第一関門は、「Jリーグ百年構想クラブ」の認定だ。今年の2月1日、青森市役所の市長室で、「Jリーグ百年構想クラブ」の訪問審査を受けた。ラインメール青森に対する熱い期待と真摯な協力体制を確認する関係者へのヒアリングだった。(申請が受理されたこと自体、本当はとてもハードルが高い。)認定の結果は、2月19日のJリーグ理事会で決せられる。そこを通過すると次のステップは、J3クラブライセンス交付申請、しかし観客動員数が平均2000名を上回り、最後にJFL競技成績4位以内を確保できなければJリーグには加入できない。舞台となるホームは2万人が収容できる新青森県総合運動公園陸上競技場。榊 美樹伊東豊雄建築設計事務所のデザインによる、白い曲線の大屋根が特徴のこのスタジアムは、今年9月1日から共同利用が開始する。この大屋根は180cmの積雪にも耐え、融雪なしでも雪を卓越風で吹き飛ばす仕様だ。

    新スタジアムでの開幕戦は来年となるが、今シーズンのラインメール青森の目標は、年間順位4位以内を目指すこと。Jリーグ加入への決意の年。前年から大幅に入れ替わる選手層の技術力は昨年を確実に上回る。望月監督とコーチ陣、スタッフの腕の見せ所だ。勿論、忘れてはならないのはサポーターとボランティア、そして地域の皆様の熱い支援だ。JFLのホーム開幕戦は4月だが、晴れてJリーグ加入の暁には、歓喜を人質にする白い受難が待っている。白銀の世界からクラブカラー青のコートへ、青森の春はきっと近い。

    2019/2/16

    株式会社ラインメール青森フットボールクラブ

    代表取締役社長 榊 美樹

2018
  • スポーツ文化がスポーツ産業を創造する!!

    榊 美樹

    それは、雨の中の延長戦とPK戦との合間だった。

    「何かお探しですか?」スタジアムのボランティアが声をかけて来た。「タクシーを呼びたいのですが」「少々お待ち下さい。運営スタッフに確認しますので。」と小走りに去った。迷路で右往左往する異邦人に、その声と姿は、不意に訪れ歓待した。6月の肌寒い夜、無償で、無心で、観戦もせずに、持ち場でその使命をひたすら果たしていた。

    スタジアムのハード施設に魂を吹き込むのは、プレーヤーであり、観客サポーターであり、それを支える多くの無名のボランティアである。Jリーグ百年構想は、「する」「見る」「支える」ことでスポーツ文化を醸成させる。見返りを求めることが当然という計算高い気風は微塵も入る余地がない。勝利の旨い酒ができなくなるから。

    天皇杯2回戦の相手は、かつてオシム監督が指揮したこともあるジェフユナイテッド千葉だった。延長戦まで2-2で終了し、惜しくもPK戦4-5で敗れた。現在、ラインメール青森はJFL(日本リーグ)に所属している。J2の千葉に勝利すれば、巨人を倒すところであった。対戦スタジアムはフクダ電子アリーナで、J1規格を上回る2万人が観戦できる。JFLの観客数は青森ダービーで2千人、10倍規模のファン層に支えられたチームに勝つことは至難の業だ。オシム元監督がユーゴスラビア代表として初めて日本に来たのは東京五輪。日本代表を相手に2ゴールをあげた。カラーテレビに感激し、農村をサイクリングした際には無償の梨をもらい歓待されたという。見ず知らずの外国人に対するホスピタリティが親日家になる原点だった。

    ボランティアは、無償の贈与でもある。篤志家による青森市への寄付20億円は県民にある種の動揺を与えた。寄付金の意向は、健康増進とスポーツ振興に関わる事業資金にということだ。早速、青森市は「市次世代健康・スポーツ振興基金」を設置し、民間活力導入の可能性調査の公募と有識者会議を開催している。夢はスタジアム・アリーナ、J1規格の観客1万5千人が収容でき、観客席に全面屋根が設置されるスタジアムだが、今回計画されているのは残念ながらアリーナ(屋内競技場)のみとなっている。青森操車場跡地に青い森鉄道の新駅を設置し、交通網を整備して体育施設(アリーナ)との連動を図る。これにより、三内丸山、青森県立美術館、浅虫温泉までのツーリズムエリアが整備され、一流チームが県の総合運動公園を合宿地にして、周辺の宿泊施設を利用することも可能となる。有識者会議には、山田高校サッカー部の黒田監督も参加し、アリーナ構想への持論を熱く語っている。この構想は哲学まで遡る必要がある。

    余談だが、英国のプレミアサッカー専用のスタジアムは、最前列の客席と選手がプレーするピッチとの高さが等しい「ゼロタッチ」仕様だ。この臨場感は半端ない。北九州のミクニワールドスタジアム(J3ギラバンツ北九州の本拠地)が採用している。Jリーグでは、ゼロタッチスタジアムを災害などの緊急時に観客がピッチへ避難しやすいといった安全上の観点からも推奨している。防災と言えば、ヴァンラーレ八戸の本拠地であるダイハツスタジアムは、最大津波から被災を免れる一次避難施設としても機能する設計で、沿岸部の防災拠点の役割も担っている。

    スタジアム構想に戻ろう。「Jリーグ百年構想」の成否となるのは、「スタジアムの未来」だ。それは単なるハコモノではなく8つの哲学、リアルな想いが美術背景のように存在している。  

    1. 文化として【サッカースタジアム】 もっとピッチに近く! 感動の劇場となれ!
    2. シンボルとして【ホームスタジアム】 街の誇り、レヂオン(地域)のために。
    3. コニュニティができる【ファミリースタジアム】 年齢、性別、国別、ハンディを超えて歓待する。
    4. ホスピタリティ【社交スタジアム】 感情を共有し、他者とつながる、ともに食べる。
    5. 街の集客装置【まちなかスタジアム】 中心市街地活性化の新たな求心力。
    6. 環境にやさしい【グリーンスタジアム】 経済成長と環境政策との両立。
    7. 多機能複合型【スタジアムビジネス】 365日、試合のない日も人を呼ぶ、人が集まる。
    8. 防災拠点【ライフスタジアム】 災害時の大規模ベースキャンプや住民の避難場所。

    哲学の最初はやはり、ゼロタッチだ。格調高く表現すれば、眼前の不可測性から突然、選手とボールが出現し、音が炸裂し、毟り取られた天然芝が、ハイビジョン仕様の光源に照らされ、魂と魂の根源運動が繰広げられる。そして他者とつながる。中世のヨーロッパでは、饗宴は常に勝利を祝い、普遍的であるとともに、それは死に対する生の勝利であり、懐胎と出産と同値であると言われている。勝利せる肉体は、打ち負かされた世界を自らのうちにとりいれ改新されるとも。津軽弁で表現すれば「オソロシグ」(とても)「オモヘ」(面白い)だ。

    しかし、哲学の後半では、算盤を弾かなくてはならない。多機能複合型スタイルとスポーツツーリズムによりどれだけの経済波及効果を想定できるのか。J1規格のスタジアムの建設は、確かに課題だらけだ。だが前に進むだけの価値はある。事業可能性の調査をもとに、活発な議論と対話が求められる。スポーツ文化を通じてスポーツ産業を創造させるためには、まず早急に、必要なテーブルとして、地方公共団体とスポーツ団体,観光産業などの民間企業が一体となって組織された「地域スポーツコミッション」を立ち上げるべきだと思う。

    貧困率ワーストに近い青森県に何ができるのかと非難して、評論家に安住するのは簡単だ。しかし、未来は、我々の予測と不安を飛び越え、突然やって来る。無数の歓待に吸い込まれるように、異邦人(外国人、他県人)が青森を目指して世界から東京から逆流してやって来る。これを想像できるかどうか、そのためになにをすべきか、その構想力が試されている。その兆しは確かにある。異邦人は、八戸前沖さば・山菜みず・地鶏のシャモロックを地酒で流し込み、内臓から青森に改新されていくに違いない。孫歓待力の高いジッチャ・バッチャの用意周到なフランス風津軽弁に騙されながら。青い金魚が遠くを見ている。

    以 上 ワールドカップ日本代表応援用の青い金魚ネプタ

    追伸:写真は、ワールドカップ日本代表応援用の青い金魚ネプタ。製作者は弘前市在住の絵師の山内崇嵩(しゅうこう)氏。頬っぺたに日の丸を背負っている。

    <参考資料> スポーツ庁「スタジアム・アリーナ改革の推進」2018/4/17
2016
  • 研修の合間に、良くリフレクションする時間が必ずあります。これは、振り返ることにより、学んだ事を自分の言葉で、自分の耳から脳に伝達し、身体に染みこませる目的があるように思われます。他人の言葉ではなく、自分の言葉に翻訳する作業が必要かもしれません。

    ラインメール青森FCは、青森県青森市を本拠地とするサッカーチームです。チーム名のラインメールは、ドイツ語の”ライン(Rein)”=「清んだ」および”メール(Meer)”=「海」を組合わせたもので、rinen-01 また、「清んだ海 そして 青い森」との意味合いもあります。市が面する陸奥湾(むつわん)は、下北半島、夏泊半島、津軽半島に囲まれた湾で、東西約40km、南北は湾の東部で長く約40kmあり、津軽暖流が津軽海峡から平舘海峡を経て流れ込み、湾内を周回して津軽海峡に出ています。文字通り、静かで清んだ海で、湾内では各所でホタテの養殖が行われ、ナマコ、ホヤ、トゲクリガニ、ヒラメの漁場となっています。あおもり食の文化伝承財 レシピ「ホタテ入り貝焼きみそ」は絶品です。

    さて、2016年から日本リーグに参戦するラインメール青森FCの旗印(スローガン)は、「挑む(いどむ)」です。亀の甲羅が割れ、吉兆を占う裂け目に手を伸ばすという意味のある「挑」の字に、想いをこめて日本リーグの場に立つ所存です。シーズン目標は、ベスト8と天皇杯一回戰突破です。

    2016年シーズン目標

    ① 日本リーグ戰 1stステージ BEST8

    ② 天皇杯本大会出場 一回戦突破

     

    しかし、日本リーグに上がるにあたり、まずはチームの行動を自らの言葉でコントロールしなくてはなりません。 核となるのは、「感謝と喜び」です。サッカーに関わるすべての人々に対して、感謝の気持ちを持つことです。ここから、最善を尽くす「最高の努力」、清々しい「フェアプレー」が生まれ、「ルールの遵守」、友情と尊敬の気持ちで接する「相手の尊重」、敗戦も誇りある態度で受け入れる「勝敗の受容」に繋がって行きます。そしてサポーターを増やす「仲間の拡大」、整理整頓して躾ける「環境の改善」、社会人として「責任のある行動」とステップアップし、「健全な経営感覚」を持ってすべてに対処するようになります。持続可能な成長と発展(サスナビリティ)です。もちろん、薬物の濫用や暴力、犯罪、差別などスポーツの健全な発展を脅かす「社会悪との戦い」も不可欠です。

    参考)ReinMeerAomoriFC 行動規範

    Jリーグ優勝は悲願ですが、先ずはシーズン目標に集中して、行動規範を遵守しましょう。自らとチームの名において。 甲羅は割っても、美しい花を活けた花瓶は決して割りません。悲願が達成できなくなりますから。これからも、ラインメール青森FCは、サッカーを通じて、「もっと健やかに、もっと幸せに、もっと豊かな」地域づくりを目指します。

    2016年2月23日

    ラインメール青森FC

    オーナー 榊 美樹

熱く思いを語る髙田明社長に感銘を受けた社長榊美樹

当クラブ社長の榊美樹と、旧知の友人である、現在四国リーグを戦いJFL、Jリーグ入りを目指すユナイテッドスポーツクラブの代表である、宮地貴嗣社長は、去る6月25日長崎県佐世保市にあるジャパネットたかた本社へ出向き、V・ファーレン長崎の髙田明社長の考えをお聞きした。

内容としては、
① メインスポンサーから何故Jクラブの経営に携わるようになったのか
長崎スタジアムシティプロジェクトとは何か
③ 長崎の大村市ホームタウン構想の目指すもの
である。
いずれも長崎県全体にワクワクを届け、魅力的なまちづくりを行うためのものになっていた。

榊、宮地両社長共に、髙田社長の熱い覚悟をお聞きしたことで、青森・高知に対する今までの信念がより確固たるものとなり、決意(Determination)を新たにしたのであった。

V・ファーレン長崎 ユニフォーム ジャパネットたかた本社